Perforce QAC Dashboardへの接続

Perforce QAC Dashboard接続を通してログオンに必要なデータをPerforce QAC Dashboardからアップロードまたはダウンロードします。 ライセンス上の理由と、Perforce QAC Dashboardには管理者が各ユーザに与えられる資格を制御できる権限スキームがあるため、各ユーザはPerforce QAC Dashboardに対して一意のログオンを所有している必要があります(通常、プロジェクトを作成するには「プロジェクト管理権限」が、既存のプロジェクトにアップロードするには「アップロード権限」が必要です)。 ログオン権限がない場合は、Perforce QAC Dashboardの管理者にアカウントを作成してもらいます。

Perforce QAC Dashboardにログオンするには、以下のメニューオプションを選択します。

[Dashboard] > [Dashboardサーバに接続] (もしくはツールバーにあるアイコンをクリックする)

これにより接続ダイアログが表示されるので、Perforce QAC Dashboardサーバのアドレス、ユーザ名、パスワードを入力します。

Perforce QAC Dashboardサーバのアドレスは、ブラウザを介してPerforce QAC Dashboardにアクセスする際に使用するものと同じです。 不明な場合は、Perforce QAC Dashboardの管理者に確認してください。 デフォルトのポート番号は 8080 ですが、別のアプリケーションとかち合う場合、またはセキュリティポリシーに違反する場合はサイトによっては異なることがあります。

URLとユーザ名は、[詳細を保存しますか(パスワード以外)?]チェックボックスをチェックしておくと次回からは入力が省けます。 セキュリティ上の理由から、パスワードは保存されません。 過去に接続した別のPerforce QAC Dashboardサーバの情報も、履歴として保存されています。

接続の詳細については、各ユーザのマシンに個別に格納されています。 他のユーザは、ログオン情報をそこから取得することはできません。

ログオンの詳細を入力したら、[接続] をクリックします。 QA·GUI の場合、接続ステータスはメイン 画面の右下に表示されます。 接続が失敗した場合は、2 つのエラーコードが表示されます。 最初のエラーコードはQt エラーコードで、2つ目は、通常の HTTP エラーの発生コードです。

Dashboardの接続状況をクリックすると、[Dashboardサーバ接続] ダイアログが表示されます。

接続が成功するまでは、一部のPerforce QAC Dashboardメニューは無効になっています。 接続に成功したのに、無効化されているメニューの項目がある場合は、Perforce QAC Dashboardの接続に使用しているアカウントがこれらの処理をする権限がないということです。

2台目のマシンを使用してPerforce QACからPerforce QAC Dashboardに接続した場合、最初のマシンからの接続は切られます。 Perforce QACからの接続および、ブラウザ(Perforce QAC Dashboardへの標準的なアクセス方法)からの接続は同時に行うことができます。